心の仕組み

  1. ストレスや苦しみの下には必ず、自分の隠れた思いがある

私たちの苦しみの下には必ず、自分でも気づかないような隠れた思いがあります。
ある悩みを例にみてみましょう。

「彼とはつきあって3年になるのに、結婚の話題をするとはぐらかされます。私はもう30代後半で、出産のこともあるし、結婚の話題になって当然だと思います。彼って責任感はないし、本当にひどい!!」

彼女の苦しみの原因はどこにあるのでしょう?「彼が結婚してくれないこと」でしょうか?
言葉の下に隠れる思いを紐解いてみましょう。

「私は 結婚=愛されているという証明 だと解釈しているの。だから結婚を真剣に考えてくれないと、愛されていないのではないかと不安でいっぱいになる。結婚すれば、あなたから永遠に愛され、安心が得られると解釈しているの。本当は、あなたに愛されているという安心が欲しいのよ。」

彼女の場合は、「自分は愛されていない」という信念を元に、彼の行動をジャッジしているわけですね。
(もちろん人によって隠れた思いは違います。)
自分の本当の思い(愛されないという不安)に気がつかず、他の何か(この場合は結婚)で
不安を埋めても、不安はずっと続きます。

例えば結婚後も、夫は仕事ばかりしている、セックスレスになった、などの出来事が起きれば
またストレスや苦しみがうまれますね。

自分の中の、「愛されている思える条件」から外れてしまえば、
「愛されない不安」が暴れだすからです。

私たちがストレスを感じるのは、出来事そのものではなく、
その下の私たちの解釈によってです。

これらの気づきもしない思いは、とてもパワフルに人生をコントロールしています。

隠れた思いを癒していけば、人生の土台そのものがパワフルに変容していくことになります。
自然と結婚という流れになるかもしれないし、
あるいは、自然と別れを選択できるかもしれないし、
あるいは、結婚という形にこだわらなくなるでしょう。

2. 投影の仕組みを知れば世界が変わる

怒りやストレスの下にある隠れた思いをとことん突き止めると、根本的な思いは「自分の、自分自身に対する評価や解釈」に辿り着きます。これはどういうことでしょう。

「自分は愛されていない」という思いは、そもそもなぜ沸き上がるのでしょうか?
疑いが生じるのは、自分が、愛されない可能性や理由を自分に感じている、ということです。
つまり、自分が、自分を愛せていないということなんですね。

自分が100%自信を持っていることは、人に何を言われてもあまり気になりません。

自分が自分の何かを罰しているために、人からの評価が気になります。
自分が自分の力を信じていないために、人から得られる安定が必要になります。
自分が自分を愛せていないために、誰かから愛されることを必要とします。

最も素晴らしい発見は、苦しみや不安の原因は外的な物ではないということです。
自分の思い、解釈が全てを決定しているのなら、自分自身の選択によって、苦しみも解放することができますよね。

いつまでも消えない怒りや、不満は大チャンスです。
隠れた自分自身に対する解釈は、なかなか表面にでてきませんが、
怒りや苦しみといった形で、私たちに気づきのチャンスを与えてくれます。

誰も自分を苦しめることはできず、いつでも自分に選択権があることを知れば、
とても生きやすくなりますね。

3. 信念(隠れた思い)を変えるには「感情解放」が鍵

強い信念ができあがるとき、私たちはより強い「感情」と「体の感覚」(胸がしめつけられるなど)、そして「思考」が一緒になっています。

よく英語の勉強法などで、「知識は感情がセットになると定着する」と言われますね。
例えば、自分の部屋でもくもくと単語帳を眺める場合と、突然、道ばたで外国人の方に英語で道を尋ねられた場合ではどうでしょう。実際に話す方がドキドキし て手に汗を感じるかもしれません。上手く話せてうれしいかもしれませんね。その時の体験は、決して忘れられないでしょう。

こんな風に、強い感情や感覚とセットになった体験はとても強く印象づけられます。強い感情や感覚がセットになった思考は、より深いレベルで潜在意識に根付いていきます。

そのために、効果的に感情の解放を行うEFT(Emotion Freedom Technic)と、ポジティブな体験によって新しい感覚を刷り込むマトリックスリインプリンティングは信念を変えるのに劇的に役に立ちます。

4. まとめ

  • 怒りや苦しみの下には隠れた思いがある。
  • 自分自身に対する評価や解釈を世界に投影している。
  • 強い感情と感覚がセットになったとき、思いは強くなる。だから、感情解放と感覚の解放が鍵。